《フランス語辞典》(リトレ)(読み)ふらんすごじてん

世界大百科事典(旧版)内の《フランス語辞典》(リトレ)の言及

【辞書】より

…一方,現代ドイツ語の生きた慣用を重視する辞書として,東ドイツ科学アカデミー付属言語学研究所編《現代ドイツ語辞典》6巻(1964‐78),西ドイツから《ドゥーデン・ドイツ語大辞典》6巻(1976‐81)が刊行されており,また《ブロックハウス=ワーリヒ・ドイツ語辞典》6巻が1980年以来刊行中である。 フランスにおける最初の国語辞典は,難航したアカデミー・フランセーズ刊行の辞書に先駆けて出版されたリシュレCésar Pierre Richelet(1631‐98)編《フランス語辞典》(1680)であった。アカデミー・フランセーズ版はようやく1694年に日の目を見たものの不備の点が少なくなく,とくに当代の語法を正しく反映せず,独断に流れる弊が指摘されていた。…

【リトレ】より

…1867年には《実証哲学雑誌》を創刊,《道徳の生物的起源》(1870)を発表し,大きな反響を呼んだ。しかし彼の名を不朽にしたのは,すぐれた《フランス語辞典》(1863‐73)を著したことである。晩年は政治家としても活動し,また71年アカデミー・フランセーズ会員となった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」