《ベルサイユのばら》(読み)べるさいゆのばら

世界大百科事典(旧版)内の《ベルサイユのばら》の言及

【少女歌劇】より

…東京では本拠の東宝劇場が進駐軍に接収されているため日本劇場,江東劇場,帝国劇場を転々としたが,55年に東宝劇場が接収解除となり,大作《虞美人》を一本立上演した。その後も宝塚の大劇場と東宝劇場で,スター中心主義,レビュー形式の活動を続け,《華麗なる千拍子》(1960),《ベルサイユのばら》(1974),《風と共に去りぬ》(1977)などのヒット作を生み出している。なお月丘夢路,有馬稲子,乙羽(おとわ)信子,新珠(あらたま)三千代など今日,芸能界で活躍しているスターの多くが宝塚出身者であり,その人脈は多方面にわたっている。…

【長谷川一夫】より

…自らの〈300本記念映画〉として製作・主演した市川崑監督《雪之丞変化》(1963)のあと,《江戸無情》(1963)を最後に映画界を退いた。なお,宝塚の舞台で大ヒットした《ベルサイユのばら》(1974‐76)の演出家としても記憶される。自伝《私の二十年》《舞台銀幕六十年》がある。…

※「《ベルサイユのばら》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」