《ベーム・バウェルクのマルクス批判》(読み)べーむばうぇるくのまるくすひはん

世界大百科事典(旧版)内の《ベーム・バウェルクのマルクス批判》の言及

【労働価値説】より

…19世紀末期の限界革命による限界効用価値説の登場,なかんずくオーストリア学派による展開は,もともとマルクスの労働価値説の否定をもめざすものであった。オーストリア学派の重鎮E.vonベーム・バウェルクのマルクス批判の論文《マルクス体系の終焉(しゆうえん)》(1896)はその典型的なあらわれとみてよい。それは概していえば,労働という生産の単一な要因による価値の決定に対する疑問に集約されるものでありうる。…

※「《ベーム・バウェルクのマルクス批判》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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