《ペルシア人》(ティモテオス)(読み)ぺるしあじん

世界大百科事典(旧版)内の《ペルシア人》(ティモテオス)の言及

【ティモテオス】より

…イオニアのミレトスに生まれ,前5世紀末から前4世紀前半ころに活躍し,悲劇詩人エウリピデスとの親交が伝えられる。作品は隠滅したが,1902年古代パピルス文書巻より,彼のディテュランボス詩《ペルシア人》の結末部分約240行が発見された。これはサラミスの海戦で惨敗を喫したペルシア勢のありさまを,演劇的手法をまじえつつ活写した抒情詩形式の歌物語であるが,同形律格の反復対応は認められない。…

※「《ペルシア人》(ティモテオス)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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