《ポエニ戦争》(読み)ぽえにせんそう

世界大百科事典(旧版)内の《ポエニ戦争》の言及

【シリウス・イタリクス】より

…ローマの叙事詩人。68年にはコンスル(執政官)を務め,77年には小アジアの属州総督になったが,晩年になって詩作を始め,1万2200行に及ぶ大叙事詩《ポエニ戦争》を書きのこした。101年ころ不治の病にかかってみずから餓死したと伝えられている。…

【ナエウィウス】より

…カンパニア地方の出身。第1次ポエニ戦争に従軍したのち,劇作家として文壇に登場,ギリシアのアッティカ新喜劇の諸作品を混合し,それにローマ的装いを与えて後輩のプラウトゥスに大きな影響を与えた。だが,プラウトゥスの全作品が現存するのに対して彼の30余りの喜劇はわずかの断片を除いてすべて散逸した。…

※「《ポエニ戦争》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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