《上海》(読み)しゃんはい

世界大百科事典(旧版)内の《上海》の言及

【亀井文夫】より

…記録映画作家。軍国主義一色の日本の戦時下で,陸軍省の依頼と後援による《上海》(1938),《戦ふ兵隊》(1939)で,うわべは戦意昂揚をうたいながら,〈戦争と生命の悲痛な関係の実証だけ〉を描いて反戦,反骨の姿勢を貫いた。《戦ふ兵隊》は公開禁止になり,亀井は逮捕,投獄された。…

※「《上海》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」