《事類賦》(読み)じるいふ

世界大百科事典(旧版)内の《事類賦》の言及

【類書】より

… その2は,文人学者が編集した類書で,詩文作成のため,あるいは官僚としての実務や科挙の受験に役立てるために編纂された。日本に2巻が残存する六朝末の《琱玉集》,隋の《北堂書鈔》,唐の《翰苑》,《白孔六帖》として流布している唐の白居易の《白氏六帖事類集》と宋の孔伝の《六帖新書》,宋の《錦繡万谷花》《事類賦》は詩文作成のために作られた。わけても《事類賦》は清にいたって《広事類賦》《広広事類賦》《続広事類賦》と増補され継がれ,これらが《事類統編》として合刻されてのちも《増補事類統編》が作られたように,歴代とくに重んぜられた。…

※「《事類賦》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android