《人類の起源》(読み)じんるいのきげん

世界大百科事典(旧版)内の《人類の起源》の言及

【ダーウィン】より

… 種の問題の前には分類学的業績《蔓脚(まんきやく)類》(1854)がある。《種の起原》には人間の問題は扱われていなかったが,T.H.ハクスリーの《自然界における人間の位置》(1863),ドイツでダーウィンの考えを普及したE.ヘッケルの《自然創造史》(1868)の出たあと,《人類の起源》(1871),《ヒトと動物の感情の表現》(1872)を著し,人間とそれ以外の動物の関連を論じた。晩年には植物学上の業績が多く,《食虫植物》《攀援(はんえん)植物の運動と習性》(ともに1875)などで,植物と動物の進化論上のつながりを探った。…

※「《人類の起源》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android