《人類最後の日々》(読み)じんるいさいごのひび

世界大百科事典(旧版)内の《人類最後の日々》の言及

【クラウス】より

…クラウスはこの雑誌をほとんど一人で書いたが,F.ウェーデキントやストリンドベリなど独特の言語表現を行った作家の作品も掲載されている。さらに言語の純粋性を保持するためのアフォリズム集《宣言と反論》(1909),オーストリアの崩壊を仮借ない筆致で描いた《人類最後の日々Die letzten Tage der Menschheit》(1919),第三帝国に対する怒り《第三ワルプルギスの夜》(1952)など,一貫して批判的姿勢の文筆活動を行ったほか,700回にわたって自作やオッフェンバックなど他の作家の作品の朗読会を行い,ネストロイ的手法の実践による文化の倫理的再生を図った。【平井 正】。…

※「《人類最後の日々》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」