《全労働収益権史論》(読み)ぜんろうどうしゅうえきけんしろん

世界大百科事典(旧版)内の《全労働収益権史論》の言及

【法曹社会主義】より

…マルクス経済理論がリカード派社会主義からの剽窃(ひようせつ)だとする議論を含むA.メンガーの著《全労働収益権史論》(1886)へのF.エンゲルス(一部はK.カウツキー)の反論論文《法曹社会主義》(1887)において創出された概念。〈法曹社会主義〉という嘲笑的意味を含んだ言葉が生まれ,メンガーがその代表者とみられた。…

【メンガー】より

…フランクフルト社会研究所の創設者グリューンベルクも彼の弟子であった。主著に,《全労働収益権史論》(1886),《民法と無産階級》《法学の社会的使命》《新国家論》《民衆政策》など。【今井 弘道】。…

※「《全労働収益権史論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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