《公教要理》(読み)こうきょうようり

世界大百科事典(旧版)内の《公教要理》の言及

【教理問答】より

…他の宗教改革者たちもこれに類するものを多く試みたが,カルバンの《ジュネーブ教理問答》(1542),南ドイツの《ハイデルベルク教理問答》(1563)が有名であって,影響も大きい。これに対抗してローマ・カトリック教会もトリエント公会議ののち,《ローマ教理問答》(1566)を公にし,《公教要理》として長く用いられた。 宗教改革期以後も,教会革新,信仰運動のたびごとに各派で信仰教育の刷新が行われてきたが,現代においてもその試みはつづけられている。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」