《円理弧背術》(読み)えんりこはいじゅつ

世界大百科事典(旧版)内の《円理弧背術》の言及

【円理】より

…同じころ建部は,指数1/2の二項級数を見つけ,これを利用して,二重数列の極限として,(arcsinx)2のマクローリン級数の各項の係数を決定した。建部はこの方法を《円理綴術》あるいは《円理弧背術》という書に記した。建部が示した(arcsinx)2の無限級数展開は整理しなおされて,《円理乾坤之巻》(著者不明)にまとめられた。…

※「《円理弧背術》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む