世界大百科事典(旧版)内の《刊謬補欠切韻》の言及
【韻書】より
…有坂秀世《隋代の支那方言》(1936)によれば,《切韻》の音韻組織は,河南省地方の言語を基礎とする北方標準語に,若干南方標準語の要素が加味されたものであるという。完全本である王仁煦《刊謬補欠切韻》(706)は5巻,195韻。孫愐《唐韻》(751)は5巻,206韻で,義注がふえ,字書的性格が強まってくる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」