《南北相法》(読み)なんぼくそうほう

世界大百科事典(旧版)内の《南北相法》の言及

【人相学】より

…江戸時代になると《神相全篇》なども輸入されて広く読まれ,禄を失った武士の中から人相見を職業とする者が出てきた。江戸中期には水野南北,鶴塞翁らが観相家として名をなし,とくに水野南北は髪結床,風呂屋,隠亡(おんぼう)を務めて人相を研究し,《南北相法》を著して観相家に益した。また石竜子相栄の校注による《神相全篇正義》が出て原著を平易化し,今も観相家の座右にある。…

※「《南北相法》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」