《原爆の子》(読み)げんばくのこ

世界大百科事典(旧版)内の《原爆の子》の言及

【長田新】より

…カントの批判哲学,ペスタロッチ研究を基礎に自発性と知育重視の教育学を説く。《原爆の子》(1951)の編著,日本子どもを守る会会長(1952‐61)としての仕事には,教育による社会改造という理想主義的な社会思想がみられる。官房学ふうの教育学を排し,沢柳政太郎の私立成城小学校(成城学園)の創立に参加。…

【平和教育】より

…これをうけて日教組は51年〈教え子を再び戦場に送るな〉をスローガンとしてかかげ,教育研究運動を出発させた。また教育学者の長田新は作文集《原爆の子》(1951)を編み,平和への強い意志を抱く子どもの育成こそ,教師・父母にとって最高の課題であると訴え,国際的にも大きな反響を呼んだ。さらに国内では,父母などから戦争体験をきく運動が広がった。…

※「《原爆の子》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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