《告示注解》(読み)こくじちゅうかい

世界大百科事典(旧版)内の《告示注解》の言及

【ウルピアヌス】より

…フェニキア地方の出身とされ,パピニアヌスに法学を学び,セウェルス・アレクサンデル帝のもとで近衛長官を務めたが,その在任中近衛軍団兵により同帝の面前で暗殺された。代表的著作として,それ以前の法学者の見解を理解しやすい叙述で集大成した大部の《告示注解》81巻,《サビヌス注解》51巻(未完)などがあり,ユスティニアヌス1世の〈学説彙纂〉は,ウルピアヌスのこれらの著作から最も多くの法文(全体の約3分の1に及ぶ)を採録している。【西村 重雄】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」