《墨子閒詁》(読み)ぼくしかんこ

世界大百科事典(旧版)内の《墨子閒詁》の言及

【孫詒譲】より

…中国,清末の学者。字は仲容,号は籀廎(ちゆうけい)。浙江省瑞安県の人。同治6年(1867)の挙人。刑部主事に任ぜられたが,まもなく退いて学問に専念,同郷の碩学兪樾(ゆえつ)に師事した。また戴望らと親しく交わって,経書をはじめ史書,金石文,のちには甲骨文まで研究した。彼は訓詁による考証を得意とし,《周礼正義》《墨子間詁》は不朽の名著であり,《契文挙例》は甲骨文に関する最初の組織的な研究書である。【坂出 祥伸】…

※「《墨子閒詁》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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