《大悟物狂》(読み)たいごものぐるい

世界大百科事典(旧版)内の《大悟物狂》の言及

【鬼貫】より

…自伝を交えた俳論《独(ひとり)ごと》によると,〈まことの外に俳諧なし〉と悟ったのは,88年であろう。その後,擬態語など俗語を用いる平明な俳風に移り,90年(元禄3),《大悟物狂(たいごものぐるい)》を撰ぶ。遠祖は藤原秀郷(ひでさと)(俵藤太)といい,鬼貫には武士として立とうという願いが強くあった。…

※「《大悟物狂》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」