《大草原の人びと》(読み)だいそうげんのひとびと

世界大百科事典(旧版)内の《大草原の人びと》の言及

【ガーランド】より

…青年時代,東部に出て,ダーウィン,スペンサーの思想を独学で学ぶとともに,ヘンリー・ジョージの単一課税論によって農村問題に取り組み,また当時のリアリズム文学の主唱者W.D.ハウエルズの影響の下で創作活動に入った。中西部の厳しい自然と社会不正にあえぐ農民の悲惨な生活を赤裸々に描いた短編集《本街道》(1891),《大草原の人びと》(1893)などの抗議小説によってアメリカ・リアリズム文学運動に独自の地位を占める。絵画の印象主義に学んだとされる彼の文学理論は〈ベリティズムveritism〉と称し,評論集《崩れゆく偶像》(1894)で説かれている。…

※「《大草原の人びと》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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