世界大百科事典(旧版)内の《太史公書》の言及
【史記】より
…以上,合計130巻。司馬遷はこの書を《太史公書(たいしこうしよ)》と名づけた。史記とは,もともと史官(記録官,ふひと)がしるした記録という意味の普通名詞であって,《太史公書》が史官の記録の代表的な作品として,《史記》という固有名詞をもって呼ばれるようになるのは,司馬遷の死後約400年ののち,3世紀ごろから以後のことである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」