《学衡》(読み)がくこう

世界大百科事典(旧版)内の《学衡》の言及

【中華民国】より

…論争はかなり激烈であったがけっして敵対性のものではなく,〈科学と人生観の論争〉にみられるように彼らは中国文化ないし東洋文化の優位をかかげて西洋近代思想に反対する動きに対しては一致して対処したのである。保守派は《学衡》(1922,南京)などによって新思想に対抗したが,文化界の新旧対立の構図はほぼ合作した国共両党と北洋軍閥の対抗の構図を投影したものであった。新興のエネルギーは20年代前半に文芸界における創造社文学研究会の活躍や,歴史学界における《古史弁》の刊行開始といった形をとって噴出した。…

※「《学衡》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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