《宇宙論》(デカルト)(読み)うちゅうろん

世界大百科事典(旧版)内の《宇宙論》(デカルト)の言及

【デカルト】より

…28年ころからはオランダに居を移し,以後約20年間各地を転々としながらこの国に隠れ住んだ。オランダでの〈最初の9ヵ月〉は形而上学的思索に専念したが,ローマで観察された幻日現象の報告をきっかけに自然学の研究に移り,33年には《光論》と《人間論》とから成る《宇宙論》を完成した。しかし同年のガリレイ断罪を知ってその発表を断念し,代りに《屈折光学》《気象学》《幾何学》の三つの〈試論〉に,序文として《方法叙説》を付けて37年に刊行した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」