《寓意図像集》(読み)ぐういずぞうしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《寓意図像集》の言及

【アレゴリー】より

…この写本が1505年マヌティウスによって初めて活字化されて以来,それに啓発されたイタリアの人文主義者たちはホラポロンの当世版を志す。アルチャートが《寓意図像集Emblematum Liber》(1531初版)をアウクスブルクで出版し大反響を呼び,1600年までフランス語訳を含む90版,それ以後の版も含むと150版が世に出た。同書は,まず標語(モットー)があり,つぎに木版の挿画,その下に数行の韻文が添えられる絵入り注釈書で,後の同種の出版物の範例となる。…

※「《寓意図像集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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