世界大百科事典(旧版)内の《屋根の上のバイオリン弾き》の言及
【シャローム・アライヘム】より
…ロシアのウクライナ地方に生まれ,ニューヨークで死去した。東ヨーロッパのユダヤの民衆生活を,ユーモアと風刺で描く物語の名手で,その成功作シリーズ《牛乳屋テビエ》は62ヵ国語に翻訳され,これをミュージカル化した《屋根の上のバイオリン弾き》(1964)はニューヨークでロングランの大当りをとり,映画化もされた。日本では森繁久弥が主役を演じ,好評を博した。…
【ロビンズ】より
…58年と61年のスポレート音楽祭出演のために〈バレエUSA〉を創立したが,長続きせず,69年〈シティ・バレエ〉に復帰した。この間《王様と私》(1951),《屋根の上のバイオリン弾き》(1964)などミュージカルの演出,振付でも数々の成功をおさめた。その振付はモダン・ダンスにジャズ,ショー,社交ダンスの要素,手法を取り入れ,踊り手に高度の技巧を要求する。…
※「《屋根の上のバイオリン弾き》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」