《峯相記》(読み)ぶしょうき

世界大百科事典(旧版)内の《峯相記》の言及

【峯相記】より

…中世播磨の地誌。1巻。著者不詳。1348年(正平3∥貞和4)ころ成立。〈ほうそうき〉〈ぶしょうき〉とも読む。播磨国峯相山鶏足寺の僧の作とおもわれる。歴史,民間信仰,伝承,説話など多様な内容を含み,鎌倉時代~南北朝時代の社会を知る上での重要な書である。兵庫県斑鳩(いかるが)寺に最古の写本(1511∥永正8)がある。《続群書類従》などに所収。【小田 雄三】…

【峯相記】より

…中世播磨の地誌。1巻。著者不詳。1348年(正平3∥貞和4)ころ成立。〈ほうそうき〉〈ぶしょうき〉とも読む。播磨国峯相山鶏足寺の僧の作とおもわれる。歴史,民間信仰,伝承,説話など多様な内容を含み,鎌倉時代~南北朝時代の社会を知る上での重要な書である。兵庫県斑鳩(いかるが)寺に最古の写本(1511∥永正8)がある。《続群書類従》などに所収。【小田 雄三】…

※「《峯相記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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