《島の生物地理学説》(読み)しまのせいぶつちりがくせつ

世界大百科事典(旧版)内の《島の生物地理学説》の言及

【ウィルソン】より

…アラバマ州に生まれ,ハーバード大学でアリの研究で博士号を取得,ハーバード大学比較動物学博物館教授になる。一貫してアリ類の行動,生態,地理的分布を研究してきたが,一般理論にも関心が深く,1967年にはマッカーサーR.H.MacArthurと共著で《島の生物地理学説The Theory of Island Biogeography》を執筆し,そのなかで有名な〈種数平衡理論〉および〈r・K淘汰(選択)説〉を提起した。さらに75年には単独で大著《社会生物学Sociobiology:The New Synthesis》を著し,現代遺伝進化学の基礎のうえに人間も含む動物社会の進化理論を打ち立てることを試みた。…

※「《島の生物地理学説》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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