《巨人》(読み)きょじん

世界大百科事典(旧版)内の《巨人》の言及

【ジャン・パウル】より

…生存中の一時期,上流婦人たちの間で非常な人気を博したこともあったが,ゲーテ,シラーとは相入れず,20世紀になってようやく高い評価を得た。主要作品は,《見えないロッジ》(1793),《宵の明星》(1795),《貧民弁護士ジーベンケースの結婚生活と死と婚礼》(1796‐97),《巨人Titan》(1800‐03),《生意気ざかり》(1804‐05),《彗星》(1820‐22,未完)などのほか,《見えないロッジ》の付録として発表された短編《マリア・ウッツ先生の生涯》(1791執筆)があり,さらに,大部の《美学入門》(1804),《レバーナもしくは教育論》(1807)がある。なおマーラーの第一交響曲《巨人》の名は彼の小説に由来する。…

※「《巨人》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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