《弟子》(読み)でし

世界大百科事典(旧版)内の《弟子》の言及

【ブールジェ】より

…これは彼の青春に強烈な影響を及ぼしたフランスの詩人,小説家,思想家たちを論じ,時代の精神的病患の徴候と動機を探ろうとしたものである。道徳の病患を分析し,それからの治癒を目ざす彼は,やがて小説の創作にも励み,《アンドレ・コルネリス》(1887),《弟子Le disciple》(1889)等で作家的成功を収めた。なかんずく後者はテーヌ流の実証科学至上主義への挑戦状ともいうべき小説であり,著作家の道徳的責任を追究した秀作である。…

※「《弟子》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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