《愛に憑かれて》(読み)あいにつかれて

世界大百科事典(旧版)内の《愛に憑かれて》の言及

【カズンズ】より

…《サン・ペドロ号の遭難》(1931)では海難事故と船員,《最後のアダム》(1933)では医師,《同胞》(1936)では教会,《正しき者と不正なる者》(1942)では法律の世界,ピュリッツァー賞を得た《儀仗兵》(1948)では第2次大戦中の南部の空軍基地を背景に軍隊組織と人種差別の問題,を描いた。その後,1957年には《愛に憑かれて》を発表,保守的ながら精密な愛欲描写が賛否両論をよび,彼の作品としては珍しくベストセラーになった。【大橋 吉之輔】。…

※「《愛に憑かれて》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android