《改訂標準訳聖書》(読み)かいていひょうじゅんやくせいしょ

世界大百科事典(旧版)内の《改訂標準訳聖書》の言及

【聖書】より

…とくに19世紀末,《欽定訳》の〈改訳〉が公刊されて後は,新訳・改訂訳が相次いで試みられ,20世紀の間に50種類に及ぶ英訳聖書が英米で刊行されている。その中でとくに注目すべきは,《欽定訳》の伝統を可能なかぎり尊重しつつ,これに必要最少限の現代化を試みたアメリカの《改訂標準訳聖書》(新約1946,完訳1952‐57)と,これに対して《欽定訳》の伝統をあえて絶ち現代イギリス英語で訳出した格調ある《新英語聖書》(新約1961,完訳1970),およびアメリカ聖書協会版のアメリカ口語訳《現代英訳聖書》(新約1966,完訳1976)である。《改訂標準訳》はアメリカ・プロテスタントの公認訳として計画されたが,イギリス・カトリック教会はまもなくこれにわずかな変更を加えてその公認訳とした。…

※「《改訂標準訳聖書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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