《教会への歩み》(読み)きょうかいへのあゆみ

世界大百科事典(旧版)内の《教会への歩み》の言及

【クラショー】より

…続いてイタリアへおもむき聖職を得たが,まもなく病没した。詩集《教会への歩み》(1646,48)は,宗教詩人としての先輩であり,敬虔なる国教会派信者であったG.ハーバートの詩集《教会》への真摯な傾倒を示し,英国国教会の敬虔主義的な要素がカトリシズムにつながりやすい側面を表している。クラショーの詩は,ごく若いころの恋愛詩と,それ以後の宗教詩とを合わせて,17世紀イギリスの形而上詩の伝統の一翼を担っているが,その想像力の背景には〈反宗教改革〉または〈バロック〉の,官能性のはげしい燃焼がある。…

※「《教会への歩み》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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