《文学批評の原理》(読み)ぶんがくひひょうのげんり

世界大百科事典(旧版)内の《文学批評の原理》の言及

【リチャーズ】より

…目前に置かれた作者名もその題名も知らされないテキストと対決して,それを精細に読み抜き分析する〈実践批評〉は,著書《実践批評》(1929)として結晶し,この批評方法はその後ケンブリッジはもとよりイギリスの大学のプログラムにとり入れられている。また,より包括的な衝動を含みこんだ作品ほどよしとし,それを根拠づけた《文学批評の原理》(1924)は,1920年代から30年代にかけての批評革命の聖書的存在であった。ほかに《科学と詩》(1925),C.K.オグデンとの共著で意味論に道を開いた《意味の意味》(1923)などがあり,アメリカの〈ニュー・クリティシズム〉の誕生に大きな影響を与えた。…

※「《文学批評の原理》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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