《新選組始末記》(読み)しんせんぐみしまつき

世界大百科事典(旧版)内の《新選組始末記》の言及

【子母沢寛】より

…在社中から新聞の囲みものなどを手がけ聞書形式を生かしたスタイルを定着させ,新選組や遊俠の徒の調査研究に力を注ぐ。28年《新選組始末記》を刊行して注目され,《弥太郎笠》(1931),《菊五郎格子》(1932),《国定忠治》(1932‐33)などをつぎつぎに発表して股旅物に新境地を開いた。また《突っかけ侍》(1934‐36)を連載するころからしだいに白浪物,幕末物もふえ,《勝海舟》(1941‐46,間に休載期をふくむ)を長期にわたって書きつぐ過程で戦後の幕末物が開花した。…

※「《新選組始末記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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