《日本群島の構造と生成》(読み)にほんぐんとうのこうぞうとせいせい

世界大百科事典(旧版)内の《日本群島の構造と生成》の言及

【ナウマン】より

…その後全国の地質調査を立案し,自身も東北・関東・四国地方を調査,85年退職,帰国した。 同年ベルリンで開かれた万国地質学会議に際して,自分が指導して調査した日本の地質をまとめた《日本群島の構造と生成Über den Bau und die Entstehung der japanischen Inseln》を出版(1885),日本列島は内・外帯に分かれた帯状構造をもつ単一の大弧状山脈で,大陸側からの横圧力によって形成され,さらに中央部に大陥没帯を生じて,東北日本と西南日本に分かれたとした。その大陥没地帯を86年フォッサマグナと命名した。…

※「《日本群島の構造と生成》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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