《東大寺衆徒参詣伊勢大神宮記》(読み)とうだいじしゅとさんけいいせだいじんぐうき

世界大百科事典(旧版)内の《東大寺衆徒参詣伊勢大神宮記》の言及

【参詣記・参宮記】より

…社寺の由緒,沿革より,社殿・伽藍の説明,途中の紀行を記したものもあり,宗教史上,歴史上,文芸上すぐれたものがある。古いものとして,《東大寺衆徒参詣伊勢大神宮記》《熊野御幸(くまのごこう)記》などがあるが,伊勢参宮に関するものが中世,近世を通じて多い。《東大寺衆徒参詣伊勢大神宮記》は,1186年(文治2)4月俊乗坊重源が東大寺建立祈願のため,同寺の僧綱以下衆徒を率いて参宮,大般若経を転読供養した次第を,一行中の慶俊の記した書。…

※「《東大寺衆徒参詣伊勢大神宮記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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