《植物の解剖》(読み)しょくぶつのかいぼう

世界大百科事典(旧版)内の《植物の解剖》の言及

【顕微鏡】より

…しかしフックの意図は,コルクや木炭の細胞的構成によって,コルクが軽く弾性に富みじょうぶであるわけや,また木炭の断面の黒く輝く理由を説明しようとすることにあり,生物学的関心とは隔たっていた。植物体での顕微鏡的研究の最初の成果はむしろイギリスのグルーNehemiah Grewによる《植物の解剖》(1682)にあったといえる。 他方,オランダのA.vanレーウェンフックは小型の単一レンズ装置で血液細胞(赤血球)や原生動物を観察し細菌の発見にまで達していた。…

※「《植物の解剖》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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