《樺太アイヌ語彙》(読み)からふとあいぬごい

世界大百科事典(旧版)内の《樺太アイヌ語彙》の言及

【アイヌ語】より

…この《もしほ草》の刊行を助けたのが最上徳内で,彼みずからもアイヌ語を身につけており,オランダのライデン大学図書館には,徳内とシーボルト共編の《蝦夷嶋言語Yezogasima Kotoba》(写本)が所蔵されている。国外ではロシアの海軍士官ダビドフGavriil I.Davydov(1784‐1809)編の《樺太アイヌ語彙》(未刊)が古い。この編者ダビドフは,日本では,1807年にフボストフと共にロシア船で択捉(えとろふ),利尻両島を襲った狼藉者として知られる人物である。…

※「《樺太アイヌ語彙》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」