《欽定重刻淳化閣帖》(読み)きんていじゅうこくじゅんかかくちょう

世界大百科事典(旧版)内の《欽定重刻淳化閣帖》の言及

【清代美術】より

…次に乾隆年間を帖学後期とする。康熙帝勅撰による歴代書画の文献の集大成した《佩文斎(はいぶんさい)書画譜》,乾隆帝勅撰の内府所蔵の名跡を選んで上石した《三希堂法帖》《淳化閣帖》に考証,釈文を加えた《欽定重刻淳化閣帖》などにより帖学の学問的基礎が成立し,帖学の隆盛期を迎えるに至った。張照,王文治,梁同書らがこの時期の代表的書人であり,なかでも劉墉(りゆうよう)は渾厚な風格を備えた名家として尊ばれる。…

【法帖】より

…その内容には二王に加え唐・宋・元・明の名家が入っている。 清代になると乾隆帝の勅命で《閣帖》を翻刻して《欽定重刻淳化閣帖》が作られた。これは前人の考証した帖中の偽帖を除き,編次を正した《閣帖》の決定版である。…

※「《欽定重刻淳化閣帖》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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