《殿さ節》(読み)とのさぶし

世界大百科事典(旧版)内の《殿さ節》の言及

【新保広大寺】より

…発生の由来については,元禄年間(1688‐1704),中魚沼郡下条(げじよう)村新保(現,十日町市)の禅寺広大寺の和尚が,寺の門前の豆腐屋の若後家お市となれそめたことが評判となり,流行歌(はやりうた)として歌い囃され,1784年(天明4)以降には江戸市中にまで広められたという。7・7・7・5形の小歌から,やがてクドキ化して《殿さ節》となり,各地に伝播(でんぱ)して民謡化している。たとえば新潟県下はもちろん,京都,広島の《こだいじ》,岐阜の《こだいじ踊》,富山の《古代神》,島根の《こだいず踊》から,群馬,栃木の《八木節》,青森の《津軽じょんから節》にいたるまで,いずれもみな同系の歌である。…

※「《殿さ節》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む