《河内山宗俊》(読み)こうちやまそうしゅん

世界大百科事典(旧版)内の《河内山宗俊》の言及

【山中貞雄】より

…また,1934‐37年ころ,京都の鳴滝の住人だった8人の脚本家・監督が〈鳴滝組〉というグループをつくり,梶原金八という合同ペンネームで〈ちょん髷をつけた現代劇〉をめざしてシナリオの共同執筆や映画の共同製作を行ったが,そのグループの中心になったのも,山中貞雄であった。《街の入墨者》(1935),《河内山宗俊》(1936),《人情紙風船》(1937)は前進座が出演した作品であり,《河内山宗俊》は時代劇初出演の原節子(当時16歳)が,その〈かれんな美しさ〉で一躍注目を浴びた作品でもある。【田村 良夫】。…

※「《河内山宗俊》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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