《河庄》(読み)かわしょう

世界大百科事典(旧版)内の《河庄》の言及

【近松半二】より

…71年,傑作《妹背山婦女庭訓》(三好松洛らと合作)を著した後,安永期(1772‐81)には世話物が多くなり,《心中紙屋治兵衛》(《心中天の網島》の改作。上の巻は現行の《河庄》),《往古(むかしむかし)曾根崎村噂》《新版歌祭文》などが生まれる。83年(天明3)に最後の傑作《伊賀越道中双六》を著し,上演に先立つ2月4日59歳で没(没年に異説あり)。…

※「《河庄》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」