《法,立法,自由》(読み)ほうりっぽうじゆう

世界大百科事典(旧版)内の《法,立法,自由》の言及

【ハイエク】より

…この時期の著作には《科学による反革命》(1952),《自由の憲章》(1960)がある。その後ヨーロッパに戻ってからは,畢生の大作といわれる《法,立法,自由》(第1部1973,第2部1976,第3部1979)を完成,この書の第3部のエピローグ〈人間的価値の三つの源泉〉はハイエクみずから知的遺言の書であると認めている。その他,社会主義下での経済計算論,価格機構論などに関する重要な貢献があるが,その業績の特色は,いずれも感覚論,認識論,社会科学方法論の強い基礎づけのもとに,体系的に展開されている点に存在するといえる。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」