《法門百首》(読み)ほうもんひゃくしゅ

世界大百科事典(旧版)内の《法門百首》の言及

【藤原頼業】より

…寂超とともに大原の縁忍から止観を習い,仏道に深く心をひそめたが,和歌や今様を好み,西行と親しかった。家集に《唯心房集》,経文に基づいて詠歌した《法門百首》などがあり,歌人として声望は高かった。〈秋は来ぬ年も半ばに過ぎぬとや荻吹く風の驚かすらん〉(《千載集》)。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」