《浙音釈字譜》(読み)せつおんしゃくじふ

世界大百科事典(旧版)内の《浙音釈字譜》の言及

【陽関三畳】より

…のち歌詞を前後に付加して琴歌にした。現存最古の《浙音釈字譜》(15世紀)所収のもの以降,十数種あるが《琴学入門》(19世紀中葉)のが最も流行している。これは原詩に若干の歌辞をつけ全体を3度歌うもので,楽調は商調式(レを主音)に属すが途中に転調部分を含む。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」