世界大百科事典(旧版)内の《浜千鳥》の言及
【千鳥】より
…冠者は,酒屋が話好きなのにつけこみ,伊勢の浜辺で見た千鳥を伏せるところの話を始める。まず酒屋に〈浜(はんま)千鳥の友呼ぶ声は〉と囃させ,自分は〈チリチリヤ,チリチリ〉とうたいながら酒樽を千鳥に見立てて持って行こうとするが,酒屋に制止される。次に津島祭に山鉾(やまほこ)を引き回すようすを見せようと,これも酒樽を山鉾に見立てて綱で引き寄せるが失敗する。…
※「《浜千鳥》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」