《渤海考》(読み)ぼっかいこう

世界大百科事典(旧版)内の《渤海考》の言及

【渤海】より

…しかし高句麗の故地に興った国であるから記述する〉とあるように,つけたりとされているのである。 こうした《東史綱目》に代表される,渤海史を朝鮮史の従属的な立場におく見方に対し,積極的に自国史上の問題として研究すべきことを主張したのが柳得恭の《渤海考》(1784)である。彼は,〈百済,高句麗が滅んだ後,南に新羅,北に渤海が存在した。…

※「《渤海考》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android