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《王書》 おうしょ

世界大百科事典内の《王書》の言及

【イスラム美術】より

…この時代の絵画の特質は,中国から霊芝雲,土坡,竜,鳳凰などのモティーフをはじめとし,写実的描法,俯瞰的構図,巻子(かんす)本を思わせる横長の構図,白描画的筆法などの画法や技法が伝えられたことである。イブン・バフティシュの《動物の効用》のモーガン図書館本(1299ころ),文人宰相ラシード・アッディーンの《集史》のエジンバラ大学本(1307)とロンドン王立アジア協会本(1314),イランで最も人口に膾炙したフィルドゥーシーの民族英雄叙事詩《シャー・ナーメ(王書)》のデモット本(14世紀中期),《カリーラとディムナ》のイスタンブール大学図書館本(1360ころ)などが代表的な作品である。なかでも,〈大判のシャー・ナーメ〉の別名で呼ばれているデモット本は,ペルシア様式と宋・元の様式が完全に融合しているとは言い難いが,調和のとれたペルシア絵画の傑作といえる。…

【シャー・ナーメ】より

…《王書》を意味し,フィルドゥーシーがペルシア語で作詩したイラン最大の民族叙事詩。980年ころアブー・マンスール編《散文王書》等を主たる資料として作詩に着手し,30年余の長年月にわたり作詩に没頭し,1010年ついに完成,ガズナ朝のマフムードに献じた。…

※「《王書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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