世界大百科事典(旧版)内の《現代民主主義における政党社会学》の言及
【ミヘルス】より
…サンディカリスム的社会主義者としてドイツ社会民主党に加入したが,1907年同党を脱退し同年イタリアへ移住,その後ムッソリーニのファシズムに接近した。彼の主著《現代民主主義における政党社会学》(1911)は政治社会学の古典とされている。同書において彼は社会主義政党には,その民主主義的理念にもかかわらず,あるいはそれゆえにこそ少数の指導者の優位,官僚制の台頭などの非民主的な〈寡頭制の鉄則ehernes Gesetz der Oligarchie〉が見いだされること,そしてこの傾向があらゆる組織集団にとって不可避であることを論じた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」