《生活の探求》(読み)せいかつのたんきゅう

世界大百科事典(旧版)内の《生活の探求》の言及

【島木健作】より

…32年仮釈放ののち,34年獄中体験に基づいた《癩》を発表して注目され,続く《盲目》等により新進作家としての地歩を固めた。37年日中戦争の開始(蘆溝橋事件)をはさんで前後に《再建》《生活の探求》を刊行。前者は発禁となるが,後者の求道的な帰農への志向は当時の青年知識層に広く迎えられた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」