世界大百科事典(旧版)内の《生理学的基礎に立つ植物地理学》の言及
【シンパー】より
…また98‐99年にはバルディビア号による深海探検に参加した。これら世界各地の調査成果に基づいて,植物地理学の研究に向かい,大著《生理学的基礎に立つ植物地理学》(1898)を著した。これは,植物分布に及ぼす環境要因(水,温度,光,空気,土壌生物)と,それらと関連した地球上の植生群系を,多くの図や写真を入れてまとめた著書で,植物地理学の古典として有名である。…
※「《生理学的基礎に立つ植物地理学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」